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あしながおじさんとは

あしながおじさんとは

孤児院で育った少女ジュディが一人の資産家の目にとまり、毎月手紙を書くことを条件に大学進学のための奨学金を受ける物語であり、ジュディが援助者を「あしながおじさん」と呼び、日々の生活をつづった手紙自体が本作品の内容となっている。

この話が原型となり、交通事故で両親を失った子どもたちに、進学のための援助を行なう「あしながおじさん」は、現代日本では広く学生への援助者の意味で用いられ、遺児奨学金のための原資拠出を行なう人を「あしながさん」と呼び、あしなが育英会や交通遺児育英会等があります。

遺児は、日本には40万人、世界中には2億人いると推計されています。

かけがえのない親を亡くし、孤立している遺児たちは、経済的にも精神的にも、ますます追い詰められています。

遺児達を支え続けるあしなが運動は、40年以上の歴史があります。

その第1の目的は、交通事故などの被害者達が築き上げた「被害者立」の活動であることです。

交通事故から災害事故、病気や阪神・淡路大震災、自死(自殺)で親を亡くした子ども達が、あしなが基金で救われた遺児がまだ救われていない遺児を支えるリレーで支援の輪が拡がり、エイズや震災・津波、戦争など海外の遺児支援にまで拡大しています。

第2の目的は、若い人々や庶民が運動を育てた「若者立」「庶民立」の活動であることです。

春と秋の街頭募金「あしなが学生募金」は、1970年以降40年間で累計91億7千万円の寄付が寄せられ(2010年3月現在)、全国200か所で学生たちが肉声で遺児の置かれた実態を訴え、多数の方々が共感しています。

また、あしなが育英会の財源の半分近くは継続寄付者の「あしながさん」で、2万9千人から年間12億3千万円が寄せられています。

あしなが育英会とは、病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親が重度後遺障害で働けない家庭の子どもたちを物心両面で支える民間非営利団体です。

国などからの補助金・助成金は受けず、すべて寄付金で運営しています。

広く社会からのフィランソロピー(やさしい人間愛)精神に基づく支援により、遺児たちに奨学金などの経済的支援を行うとともに、遺児への教育と心のケアを行い、「暖かい心」「広い視野」「行動力」「国際性」を兼ね備え人類社会に貢献するボランティア精神に富んだ人材を育成することを目的として活動しています。

遺児のお母さんが働いて得る年収は、平均して149万円足らずです。

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